湯シャンと頭皮の臭いの関係

頭皮の臭いに効く湯シャンとは?正しいやり方とは?

湯シャン、というのを聞いたことがありますか。
一時期「タモリ式入浴法」の1つとしてネットでも話題になりました。

 

そんな湯シャンは正しく行うと頭皮の臭いに効くんです。
そこで、湯シャンが頭皮の臭いに効く理由と、正しいやり方をご紹介したいと思います。

 

 

 

湯シャンで頭皮の臭いが抑えられる理由

 

湯シャンとは、シャンプーなどを使わずぬるま湯またはお湯だけで頭皮や髪の毛を洗う方法のことです。

 

シャンプーを使わないなんて、汚れがきちんと落ちずに頭皮の臭いを悪化させてしまいそう…と不安になりますが、実はシャンプーを使わなくても頭皮の汚れは80%は落ちると言われています。

 

さらに、お湯の温度を上げて40度以上にするとシャンプーと同様の効果があるとも言われています。

 

市販のシャンプーにはもちろん汚れをしっかり落とす成分も入っていますが、それ以上に頭皮の潤いを奪ってしまいう成分もたくさん入っています。
頭皮が乾燥すると、フケの原因になり、フケが毛穴を塞いで皮脂詰まりを起こしたり、乾燥により皮脂過剰を招いて頭皮の臭いの原因になったりします。

 

そこで、お湯だけで洗う湯シャンが注目されているんです。

 

湯シャンの正しいやり方

 

では湯シャンの正しいやり方をご紹介します。

 

  1. ブラシでしっかり髪の毛をほぐす。こうすることで、ホコリなど髪の毛についた汚れを落とせる上、髪の毛の通りがよくなりお湯で流した時に汚れが落ちやすくなります。
  2. 36度程度のぬるま湯で3分〜5分(髪の毛が長い方は5分)しっかりとすすぐ。それ以上流してしまうと頭皮の乾燥に繋がるので、長くても5分程度にしておきましょう。
  3. 髪の毛が長くキシミが気になる方は、洗面器にお湯を張り、そこにクエン酸もしくはお酢を小匙1/2ほど垂らし、それを髪の毛や頭皮に馴染ませていきましょう。キシミが気にならない方は省いても大丈夫です。
  4. 最後にタオルで髪を挟むようにしてタオルドライしていきます。

 

湯シャンはどのくらい行うの?

 

湯シャンは始めてすぐは、シャンプーで洗い流していた皮脂が出るので頭皮がべたつきやすくなります。
大体湯シャンの効果が表れるのは半年〜1年なので、接客業をしている方や会社勤めをしている方は、半年も頭皮がベタベタのままというのはちょっと考えものですよね…

 

そこでおすすめなのが、朝のシャンプーは湯シャンにする、汗をかいた日やベタつきが気になる時はシャンプーをする、という方法です。
実際、湯シャンをしている方の多くが月に何度かシャンプーをしているようで、完全に湯シャンにしている方は少ないようです。

 

ただ、湯シャンはお肌が乾燥しやすい方には合うようですが、もともと皮脂が出やすい方はベタつきが気になったり臭いが悪化したりするようなので、様子を見ながら取り入れてみるのがおすすめです。